徹底的に環境に優しいスニーカーを作る。
そんな信念のもと2018年にスペインで誕生したフットウェアブランドがSAYEです。
SAYEのスニーカーにはビーガンレザーが使用されています。「ビーガンレザー」=動物由来ではない革=石油由来の革を指しているケースが多くみられますが、SAYEではトウモロコシやリンゴ、竹といった植物由来の革を用いています。
また、スニーカー1足が購入されるごとに、2本を植樹をするプロジェクトを創業当初から行っています。その結果、これまでに30万本もの木がザンビアやインドなどで植樹されてきました。
スニーカーのデザインは普段のシティライフにしっくりと馴染むシンプルだけど安っぽく見えない「万能」デザイン。スタンスミスが好きな人は絶対に好きなデザインじゃないかなと思います。
それでは、そんなSAYEからライターおすすめアイテムを3つご紹介します。
ビーガンスニーカー&アクセサリーおすすめアイテム3選
1.Modelo '89 -Black
80年代のファッションからインスパイヤされたというデザイン。
SAYEのアイコニックなモデルです。
真っ白ではないオフホワイトがコーディネートにスッと馴染んでくれること間違いなし。
外側にはトウモロコシ由来のビーガンレザーを、内側には100%オーガニックコットンを使用しています。
2.Modelo '89 Hi -Green
つま先部分のスエード生地がアクセントになったハイカットスニーカー。
外側のメインパーツはトウモロコシ由来ビーガンレザー。緑のラインは竹由来のビーガンレザーです。内側はマットレス工場の残りをアップサイクルして作られています。
3.High Everyday Socks -Offwhite & Grey
スニーカーではないけれども...!スニーカー買うなら一緒についカートにいれてしまいたくなるSAYEロゴ入り靴下。
84%オーガニックコットンで作られています。
こちらもCHECK
-
《FLAMINGOS LIFE》「一足のスニーカー」から参加する社会課題
生分解性のビーガンスニーカーをつくることを創業当初から目標にしているのが、スペイン生まれのスニーカーブランドFLAMINGOS LIFEです。 植物由来のビーガンレザーを使用し、動物・環境に優しいスニ ...
続きを見る
SAYEのサステナビリティ
1.環境に優しい素材
最近、動物愛護や環境負荷の観点から「ビーガンレザー」が注目され始め、ネットでもよく目にするようになりました。
しかし、ビーガンレザーという時、その素材は必ずしも環境に優しいとは限りません。というのも、確かに動物由来の革ではないので「ビーガン」ではあるのですが、それは従来通り革の代替素材として使われてきたプラスチック由来の革を意味している場合が多いからです。
SAYEのスニーカーに使用されているビーガンレザーは100%プラスチックではなく、29%コットンと71%の植物由来の原料が半分以上配合されたポリウレタンで作られています。
また、いくつかのモデルには規格外のリンゴやマンゴーで作られたものもあります。うっすらとそれぞれのフルーツの色になっているのが魅力的な一足です。
2.一足あたりの環境負荷を表示
2022年より、サステナビリティマネジメントを行っているBComeと提携し、製造にかかる環境負荷を測定し、サイト上で公開しています。
例えば、最初に紹介したModelo '89を製造するために1.5リットルのボトル74本分の水が使用されています。これだけ聞くとそんなに水使ってるんだ!という感じですが、業界の平均と比べると69%もの水を節約しています。
3.一足購入されるごとに2本の植樹に貢献
毎年、世界中で日本の5分の1の国土に相当する量の森が破壊されています。
そんな現状を少しでも変えたいと、SAYEは1足購入される度に、植樹2本分のお金をWeForestというNGO団体へ寄付しています。
創業当時からこの活動を続けており、これまでに301,360本がザンビア・インド・オーストラリア・アマゾンなどで植樹されています。
まとめ
新素材のテクノロジーを積極的に使い、環境に優しい「ビーガンレザーシューズ」を作っているのがSAYEです。
毎日の必須アイテムであるスニーカーからサステナビリティを考えてみるのはどうでしょう。