「裸の次にサステナブルなファッションブランド」というキャッチフレーズがセンセーショナルなアメリカ発のレディースブランド、Reformation。
体のラインやデコルテをキレイに見せてくれるフェミニンなデザインが多いのがこのブランドの特徴です。可愛すぎない女性らしさを取り入れたい方におすすめのブランドです。
Reformationの歴史はロサンゼルスの小さなビンテージショップから始まりました。そこから、サステナブルに特化したファッションアイテムを作るようになり、現在ではアメリカ、イギリス、韓国などに43店舗を構えるサステナブルファッションブランドの大手になっています。
そんなReformationからおすすめアイテムを3点紹介します。
Reformation おすすめアイテム3選
1)Beckie Cashmere Collared Sweater
デコルテの見えるざっくりVネックの襟付きのセーター。
全体的にストンと落ちるシルエットがこなれ感を出してくれます。
カシミヤのセーターなので着心地は抜群です。
カシミヤ100%ですが、そのうち90%はリサイクルカシミヤを使用しています。
色展開:4色 (Black, Black & White Stripe, Panko, Parmesan)
サイズ展開:XS~XL
価格:€298
2)Darra Knit Top
背中のざっくりと開いた肌みせがかっこいいニットトップス。
大胆なデザインですが、シンプルなのでヘルシーに着こなせます。
ストレッチが効いており、優しい手触りです。
マテリアルは88%オーガニックコットンと11%スパンデックス。
3)Petites Tyra Knit Dress
オーガニックコットンとスパンデックスから作られたフィット感のあるニットワンピース。
シックでシンプルなデザインではありますが、合わせるアイテムによってはカジュアルにもフォーマルにも着ることもできます。
Reformationのサステナビリティ
1)2030年までにリサイクル素材100%を目指して
ファッション業界は非常に無駄が多いと言えます。たとえば、12%の繊維は製造過程で廃棄され、そして25~30%の服は最終的には消費者の手に届かないままなのだそうです。年々、9000万トンもの衣服が捨てられ、新たな資源からは1億1千万トンもの繊維が生み出されています。
こうした課題に対処し、ファッション業界を変革すべく、Reformationは2025年までに全ての製品をリサイクル素材や環境に優しい素材にすることを目標としています。その第一歩として、使用される素材を環境への負荷に応じてA~E段階で区別しています。
たとえば、A判定、つまり、最もエコな素材にはリサイクルコットンや再生繊維のリヨセルが含まれます。
現在、Reformationで使用されている素材の94%がAまたはB判定の素材とされています。
2)工場と一緒にサステナブルを達成する
1つの企業だけがサステナビリティに取り組むだけでは不十分です。Reformationの信念は、ファッション業界全体が変革を遂げる必要があるというものです。
すでにサステナブルを徹底したサプライヤーを利用する代わりに、Reformationはサプライヤーに投資し、環境に配慮したサプライヤーチェーンを確立しています。
まず、各工場の環境パフォーマンスを外部機関の協力を得て評価します。そして、再生可能エネルギーのプロバイダーや電力・水の使用量を削減するためのサービスプロバイダーと連携することで、各工場の環境負荷を低減させています。
3)Ref Scale
Reformationでは各アイテムの環境インパクトをWebサイトで開示しています。
生地の製造工程からアイテムが使用され捨てられるまでのライフサイクルを一般的に市場に流通しているアイテムと比較したときのパーセンテージで表示されています。
例えば、本記事で紹介したPetites Tyra Knit Dressのページには以下のように表示されています。
まとめ
サステナブルファッションをすべての人に届けるというミッションのもと、「女性らしさ」を引き出してくれるアイテムを作っているReformation。残念ながら日本には未上陸ですが、アメリカや韓国旅行の際にはぜひチェックしたいブランドです。