トレンドに流されないキレイめカジュアルなアイテムが並ぶJAN 'N JUNE。
ブランドが始まったきっかけは、このブランドの創業者が持った「スタイリッシュで手の届く価格帯のサステナブルブランドがない」という自身の悩みからだったそう。
おしゃれなブランドがサステナブルを売りにしているのではなく、サステナブルをコアに置くブランドがおしゃれな服を作っているというイメージが近いブランド。なので、サステナビリティに関して、かなり信頼の置けるブランドです。(詳しいサステナブルな取り組みに関しては後述)
そんなJAN 'N JUNEから、この秋のお出かけにぜひ着たいアイテムを紹介!
1)COAT TAGUS WALNUT
オーバーサイズのAラインコート。落ち着いた茶色が秋らしさを演出してます。
表地は100%オーガニックコットン、裏地にはリサイクルポリエステルを使用。
コートを出すにはまだ早いが、少し肌寒い。そんなときに活躍しそうな一着です。
金額:€299
サイズ展開:S,M
2)CARDIGAN TAWI WOOD
リサイクルカシミヤとメリノウールでできたカーディガン。カシミヤならではの柔らかさと温かさで、少し肌寒くなってくる季節にもこれ一枚で快適に過ごせそう。
首元が開いているので、華奢なアクセサリーを合わせてデコルテをキレイ見せることができる一枚です。
金額:€150
サイズ展開:S,M
3)JEANS SELENE MID BLUE
オーガニックコットンでできたストレートジーンズ。裾にスリットが入っているのが特徴で、キレイめな形を残しつつもワイドジーンズっぽさも楽しめる一本。
素材は99%オーガニックコットンに加え少量のエラスタンが入っているので、体に柔らかく寄り添ってくれる生地感で履きやすさも実現。
金額:€129
サイズ展開:24~33
4)JAN 'N JUNEのサステナビリティ
上のアイテムの素材からもわかる通り、すべてのアイテムが環境に配慮され作られています。しかし、アイテムを作り、販売して終わりではない点が、JAN'N JUNEが他のブランドよりサステナビリティにおいて頭一つ抜き出ている理由でしょう。
JAN'N JUNEのアイテムがお手頃価格で買える「new-ish」
どんなに気を付けてショッピングをしても、着なくなる、または、着れなくなる服はでてきてしまうもの。
そんな服たちに第二の人生を歩んでもらうのが、JAN’N JUNEが運営を行っている「new-ish」というプラットフォームです。
着なくなってしまったJAN'N JUNEのアイテムをプラットフォーム上に登録し、買い手が見つかると、プラットフォーム側で設定した金額を受け取ることができます。
現在は、ドイツ国内のみのサービスですが、ファッション業界のサーキュラリティ―を推進していくロールモデルとなることは間違いないでしょう。
誰がどこで作った服なのかが見える
また、JAN’N JUNEが力を入れていることの一つが「透明性」です。特にハイブランドは、これまで、そのブランドイメージを保つために、製造元を隠す傾向にありました。しかし、JAN’N JUNEはすべてのパートナーをWebページ上で明らかにしています。
さらに、ひとつひとつのアイテムにはQRコードがついたECO IDというタグがついています。いわばこのECO IDがアイテムのパスポートとなり、素材~最終工程に至るまでの全てのステップがどこで行われたか知ることができます
透明性を高める取り組みを行うことで、これまでの「見えない」ことをよしとしてきたファッション産業とは決別を示しています。
まとめ
やるならとことんサステナブルを追求してやろうという強い意志と、それでもデザインは一切妥協しない頑固さが、JAN’N JUNEのアイテムたちが持つ「強く」かつ「美しい」シルエットに表れているように感じました。きっとJAN’N JUNEをまとう女性たちもそんな美しさを雰囲気に醸し出すことができることでしょう。