数万円の高級ブランドのジーンズや数百円で売られているTシャツを見たとき、原価はいくらだろうと考えたことはありませんか?「透明性」を追い求め、ひとつひとつのアイテムの原価を公開しているブランドがあります。
それが、ポルトガルに拠点を置くISTO.です。ISTO.は高品質でシンプルなデザインのアイテムを多く取り揃えたメンズファッションブランドです。
その特徴は何といっても、お客様に「隠し事はしない」というポリシーです。
例えば、各アイテムの原価やどこの工場で作られているのか、または、1枚のシャツを作るのにどのくらいの水やエネルギーが使われたか等の細かい環境情報まで公開しています。
そんな、超正直者ブランドなISTO.からおすすめメンズオフィスカジュアルアイテムを紹介します!
《ISTO.》 メンズオフィスカジュアルおすすめアイテム
1. OXFORD SHIRT
オフィスカジュアルのド定番、オックスフォードシャツ。季節を問わず使えて一枚持っておくとかなり重宝するアイテム。
普通のシャツよりも少しスリムめに作られているので、シルエットがすっきりと見え、スタイリッシュな印象を与えることができます。
素材にはオーガニックコットンを使用。
2.VEGETABLE TANNED BELT
落ち着いた色合いの本革にゴールドのバックルが高級感をだしてくれるこのベルトは、どんな服にも相性バッチリ。
ISTO.のベルトはミモザなどの自然由来の素材を用いて仕上げる「タンニン鞣し」という方法で加工がされています。
タンニン鞣しの革の特徴は経年変化を楽しめるという点。使うたびに艶が増し、体の形に沿うように形を変えてくれます。
3.MERINO WOOL SWEATER
プライベートでもオフィスでも使えるクルーネックの薄手セーター。
メリノウールは普通のウールと比べて柔らかく、素肌に着てもチクチク感がありません。また、保温性・放湿性に優れた繊維で、季節を問わず使えるのも特徴です。
また、動物愛護の観点からミュールジングフリーのメリノウールを使用しています。
ISTO. サステナブルな取り組み
1) 消費者が「必要」としている服だけ作り出す
一般的なファッションブランドは春夏/秋冬の主に2回新しい服のコレクションを世に出します。コレクションのサイクルは業界全体でそのスピードを上げており、とあるファストファッションブランドは年間24回もコレクションを出すそう。
一方、ISTO.は従来のファッション業界のリズムには流されず、年間を通して1つのコレクションしか有していません。しかも、ベーシックなアイテムが多いため何年も何年も同じアイテムが並びます。
昨今のファッション業界は半ば取りつかれたかのように、ニーズの有無にかかわらず新しいアイテムを世に生み出しているように感じます。ISTO.はその慣習にNOを示し、長く着れるデザイン・クオリティを重視し、モノづくりをしています。
2) 抜群の透明度
ISTO.を語るうえで欠かせない単語、それが「Transparency=透明性」です。ファッションブランドが開示することはありえないとされてきた、原価や縫製工場の情報を細かく自社サイト上で公開しています。
それができるのも、一緒にモノづくりをしている工場の労働環境やクオリティの高さに絶対的な信頼を置いているからこそ。