このまま世界が変わらずに今のペースで消費活動をしていたら、将来私たちが手にするファッションはどんな風になるのだろうと考えることがあります。
現在60%を占めている石油由来の服たちはもう手に入らなくなるかもしれない。
人口が増えすぎて食糧危機になり、コットンよりも食糧生産が優先されるかもしれない。
もしかしたら、現在のモノが安く有り余っている状況は将来の自分たちへのツケになるんじゃないか...。
そんなことを考えているとき、街中でたまたま見つけたのが今回のブランドです。
未来を犠牲にしないモノづくりを掲げ、男女関係なく使えるバッグやアイテムを作っているMade in Japanブランド、CRAFSTOです。
世界中から見つけ出した環境負荷の少ない素材を使用し、日本のクラフトマンシップを絶やさないようMade in Japanにこだわってアイテムを作っています。
そんなCRAFSTOからオフィスでもプライベートでも使えるおすすめアイテムを紹介します。
CRAFSTOおすすめアイテム3選
1)アップルレザー&オーガニックコットン トートバッグ
ビーガンレザーとオーガニックコットンキャンバス地のコントラストが美しいトートバッグです。
ノートパソコンやA4ファイルもすっぽりと入るサイズなので、お仕事カバンとしても重宝してくれること間違いなしです。
2)"ONI VEGGIE" × マッシュルームレザー デイバッグ
ナイロン×レザーの組み合わせがスポーティーかつシックな印象を与えるデイバッグ。
一見スリムな見た目ですが、意外と収容力があり、13インチのノートパソコンも入れることができます。
ナイロンは玉ねぎの皮を用いて染色がされているので、”ONI (onion) veggie"です!
レザーはキノコから作られたビーガンレザーを使用しています。
3)カクタスレザー グラフィックトリフォールドウォレット
サボテンから作られたビーガンレザーを使用した三つ折りタイプのお財布です。
サボテンレザーはしなやかで柔らかい肌触りとは裏腹に、水やひっかきに強いという特徴をもつビーガンレザーです。
開くと見えるシャープに切り取られたポケットがシンプルなデザインのアクセントとなっています。
価格:¥28,400
CRAFSTOのサステナビリティ
1)世界中から集められた環境に優しい素材
ほとんどのCRAFSTOのアイテムに植物由来のビーガンレザーが使われています。
例えば、OEKO-TEX認証を受けているサボテンレザーDesserto。すべて自然由来の素材を使用し作られており、使用後は土に還る生分解性の素材です。
また、素材そのものが丈夫なので、長く使えることも特徴の一つです。
レザーの他にも、オーガニックコットンやペットボトルから作られるリサイクル繊維を積極的に使用しています。
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2)アップサイクルアイテム
厚みのある本革を用いるとき、裏部分を削ぎ落し薄くすることがあります。この削ぎ落された部分をスプリットレザーというのですが、この部分は廃棄されることがほとんどです。
CRAFSTOはもともとは廃棄されるはずだったこのスプリットレザーをアップサイクルし、とても魅力的なアイテムたちを作り出しています。
3)日本のクラフトマンシップを次の世代へ
あらゆる産業が効率化を求め機械に頼るようになった結果、「職人技」は少しずつ失われているような気がします。
CRAFSTOは失われつつある日本の「職人技」を次世代へとつなげるために、若手の職人の育成に努めています。
東京にあるワークショップではひとつひとつのアイテムが職人によって丁寧に仕上げられる様子見ることができます。
まとめ
未来を見据えたモノづくりをしているCRAFSTO。ぜひ彼らのこだわりの詰まったアイテムを手に取り、そのクラフトマンシップを感じてほしいなと思います。
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